制作ニュース: 2007年4月アーカイブ

心理教育の現場

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 昨日、某家族教室を撮影してきました。
 今年度、心理教育の教育用ビデオシリーズを出版する予定です。その一巻として、家族教室のドキュメンタリーを予定しており、新潟のある病院の協力を得て製作をすすめています。
 精神障害というのは、どうも他の疾患に比べて専門性が高く、かつ患者さんの症状からくる苦しみがわかりにくいため、家族といえども理解するのが難しい障害です。そこで、きちんとした知識を得る機会が必要になってくるのですが、それと同時に、家族同士や当事者同士の支えあい、という面が大きいと思います。
 病気のことやその治療、薬物などの基本的な知識を、本人や家族がもつことはもちろん有効ですが、こんな時、他の人たちはどうしているのだろう、ということを解決してくれるだけでも、良いのではないでしょうか。
 そして、もう一面、参加するスタッフの皆さんが、とても元気になっていく、という気がします。病院のスタッフといっても、いつも、すべての人が、患者さん本人や、ましてや家族と親しく接するわけではありません。でも、この家族教室に参加したり、グループワークをやったりすると、やっぱり本人や家族の方の苦しみを直接聞くわけです。だから、そこで、私には何ができるだろう。この間の悩んでいたことが解決できて、あのお母さんがとても元気になった、というような場面に会えたら、やはりうれしいですよね。
 多分、精神疾患だけではなく、他の疾患でも、こうした取り組みは進んでいることでしょう。もっと様々なところで、この心理教育が活用されていくといいと思います。

中島太一

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