制作ニュース: 2007年5月アーカイブ

高木クリニック

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 このサイトにアクセスする、という人なら、ACTというの、知ってますよね。アメリカで20年以上前から展開されている精神医療の地域プログラムのひとつで、他職種のスタッフがチームを組んで、積極的に地域に出かけ、その患者さんが生活する現場で治療を続けていこう、というものです。従来の入院中心の精神医療に対峙される形で、いま、日本への導入が試みられています。今度、コンボ、で映像出版部門ができ、その第一弾として、このプログラムを紹介する、ということになりました。
 今回京都へ行ってきたのは、京都でACT-Kを展開している高木クリニックの活動を見学しに行ったのですが、いやー、かなり刺激的でした。とにかく、10名以上いるスタッフ一人ひとりが個性的で、しかも新しい地域精神医療をこの手で作り上げるんだ、という意気に燃えている、というのがひしひしと伝わってきます。「まるで梁山泊のようだ」というのが、一言で言うなら私の感想。
 で、とってもすごかったのは、有るスタッフが受け持ちの患者さんのところへ、薬を届けに行くんですが、その患者さん、なかなか家から出てきてくれないんです。玄関脇の駐車場で待つこと一時間。その間、何度も電話をかけたり、玄関から声をかけたり、スタッフは、様々なことを試みますが、結局駄目。出直すことになりました。
 精神疾患というのは、行き着くところは、人間関係障害、なんです。だから、具合が悪ければ人に会えなくなる(会わないのではなく)のが症状ですから、本人が出てこないからといって、その人のせいにするわけには行かないのです。出向いていって、しかもどうしたら会えるか、心を開いてもらえるのか、スタッフとしてはそこが腕の見せ所。
 6月には完成する予定です。みなさん、よろしく。

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